読書録「学び効率が最大化するインプット大全」
はじめに
先日読んだ「学びを結果に変えるアウトプット大全」に続けて、「学び効率が最大化するインプット大全」を読みました。 同じ著者の方が出版しているインプットについての書籍です。
効率の良いインプットのやり方やどんな情報をインプットするべきかなどが、著者の日常生活やエピソードを交えた説明のおかげでわかりやすく学ぶことができました。
感想
本を読む前の「ビフォー」として、目的を3つ決めてからインプットに挑む重要性が説かれています。 冒頭でこの章を読んでから、今回学ぼうとした情報を改めて考え直してから次の章へと読み進めました。
- どうすれば効率の良いインプットができるか
- どうすればインプットをアウトプットに繋げられるか
- どういった情報をインプットするべきか
効率の良いインプット
この問いに対する回答として、最初に行った3つの目的を決めておくというものが、一番に挙げられます。 目的を決めることで「カクテルパーティー効果」(ガヤガヤしたパーティでも自分の名前が呼ばれた際にはすぐに気がつける働き)が有効になります。 また、質問にして自分に問いかけることで、自然と答えを探すようになります。
個人的に思いついたこととして、目標を決めたあとそれを5W1Hのどれに当てはまるかも決めておくという手法を実践してみることにしました。(これは書籍内の情報ではないので信憑性はありません、あくまで自分なりのやり方です)
- どうすれば効率の良いインプットができるか => How => 方法を探そう!
- どういった情報をインプットするべきか => What => 「もの」「こと」を探そう!
ほかにも、具体的なテクニックがいくつか見受けられましたが、一度に大量の学びを得ようとするより3つの気付きを得ようといったことも書かれていたので、まずは目標を決めてインプットすることを習慣づけてみます。
インプットをアウトプットに繋げる
この内容については、明確な回答としては見つけられませんでした。おそらくですが、アウトプット前提でインプットすることが強く言われているので、ここで大切なのはインプットの意識ではなくアウトプットの意識なんだと思います。
強いてあげるなら、メモやノートを整理することなど、インプットをその場で終わらせないことがコツなのかもしれません。
どういった情報をインプットするべき
この問いに対する回答は明確に挙げられます。「3点読み」です。
「3点読み」とは、「賛成派」「反対派」「中立派」の異なる立場から書かれた情報をインプットすることです。人間どうしても先入観や偏見から偏ったインプットをしてしまうものなので、バランスをとった情報をインプットすることが大切です。
実際、自分が調べものをする際は、既に自分の中で答えが決まっていてそれを裏付けてくれる情報を探してしまうことが多いです。 例えば、iphone12を買いたいと思ったので「iphone12」で検索すると、自然とiphone12の良いところばかり書かれた記事を見てしまいます。 このような偏見をなくすためにも、「iphone12 デメリット」などの内容で検索し、反対派の情報も探すべきです。
まとめ
今回のTODOとして、「何をインプットするか」の目的を決めてからインプットに挑むことをやってみます。とはいえ、このTODOが実践できているか振り返るのは難しいため、解決策として一つ試していることがあります。 この試みについてもそのうち書こうと思います。